2012年4月12日木曜日

7~8日大人と子供のための読み聞かせの会+5月末イベント有

廣川から報告です。

1、今週のご報告
 四月第一週は盛岡YMCA交流プログラムとして中井貴恵さんが代表
で活動されている読み聞かせの会皆さんによる、
「だいじょうぶ だいじょうぶ」、「おおきなかぶ」、二つの童話の読
み聞かせが、山田町織笠小、宮古市赤前小で行なわれ、参加してまいり
ました。
 スタッフ参加は(若干不正確かも知れませんが)読み聞かせの会10
名、クライマー送る会6名、YMCA同盟から嶌田総主事、山根さん、
盛岡ワイズの皆さま6名、盛岡濱塚さん、宮古VC大谷さん、木田さん、
それと横浜Yから大塚さん、総勢30名近くの大勢でした。

7日、山田町織笠小
織笠は中井さんのご主人、中沢直樹さんのお母様の出身地という縁で
今回項交流会を行なうことになったもの。
学校に隣接する高台に数戸の住居、それと東側に保育園が残っています
が、敷地の東南側から見渡す周辺は一面すべて撤去されており、何も残
っていない状態でした。

8日、宮古市赤前小
冬以降の参加者の皆さんはご存知と思いますが赤前小、赤前仮設は宮
古VCが重点的に支援を行なっている先。
 これまで焼きそば炊き出し、富士山観光、クリスマス会、音楽交流会
など、色々なイベントを行なってきています。

 読み聞かせの会の内容は大型の絵本、中井さんの読み聞かせ、ピアノ、
琴、尺八の音楽、会場を暗くし照明を使い演出する本格的なもの。
会場の設営にそこそこ時間がかかります。ピアノなどは現地のものを借
ります。
 9時過ぎには会場に入り、打合せをし一旦設営、設営後、器材の稼動
確認、ひと段落ついたところで昼食、前後して地元周辺の直前のご案内、
リハーサル、駐車場誘導、受付準備、開場という流れでした。
終了後の撤収は炊き出し系よりも楽に感じました。

 二つの童話、物語りの内容は考えるとなかなか深いものがありました。
クライマー送る会6名中5名は、自分が転進準備期間中だったり、友人
が山で行方不明だったり、色々考え中の人が多く、」だいじょうぶ だ
いじょうぶ」に反応(涙腺)した人が多かったようです。

2、クライマー送る会任務遂行の報告。
赤前小ホールには吹き抜け上部、高い位置に天窓が大1、小2あります。
読み聞かせの会は、照明を落として全体暗い中で大型絵本をライトアッ
プして行なうため、この天窓を黒いマット、暗幕などで塞ぐ必要があり
ました。
この塞ぐ作業を盛岡YMCA濱塚さんから送る会が依頼されて行ないま
したが、3月11日に下見をした際に仮選定した仮設住宅側のポイント
は危険、結局建物周辺を再度確認の結果、入り口側1階にに建物から突
き出し屋根が出ているところ、ここに脚立を立てる、ここから上がった
ポイントには屋根に安全に上がるための手掛り滑り止めになのかL字金
具がセットしてあるのも確認。
後ろの時間は限られているし、危険な場所から一か八かで上がるのも活
動の趣旨?からして違うだろうし、屋根に上がる場所の選定までの45
分ほどがクライマーメンバーにとっての核心でした。

屋根にあがってからは、これまで学校建築の屋根葺き職人さんとテレビ
アンテナを設置した電気屋さんぐらいしか見ていないと思われる、
周辺一帯、宮古湾の眺めを見ることができ、楽しい作業でした。

2、イベント情報(赤前小運動会、東北六魂祭魚菜出店)、
 5月27日(日)AM赤前小学校運動会、昼から炊き出し。
これに重なり、26(土)~27(日)青森ねぶた祭や秋田竿灯まつり
など東北6県の代表的な祭りが競演する「東北六魂祭」が、盛岡市で開
かれ、2日間で計20万人の来場見込み。宮古魚菜市場が出店にスタッ
フ参加の依頼が宮古VCにあり。

 六魂祭は東日本大震災からの復興を願い昨年7月、仙台市で初めて開
催。2日間で、予想の10万人を大きく上回る約36万人が訪れたそう
です。6つの祭りは、青森ねぶた祭、秋田竿灯まつり、盛岡さんさ踊り、
山形花笠まつり、仙台七夕まつり、福島わらじまつり。
被災地の伝統芸能も披露されます。
 東北6県の県庁所在地の6市は昨年、実行委員会を設立。会長を務め
る盛岡市の谷藤裕明市長は「盛岡から6県の元気な姿を国内外に発信で
きることは光栄だ」と歓迎。

3、年間活動スケジュール、メーリングリスト設定
 2024年度の活動計画の概略をVCにて纏めておられます。またイ
ベント内容日程が確定してきたところで内容を連絡し、参加者を募集す
るためにメーリングリストを使う予定だそうです。

 皆さま、震災から二年目の2012年度も引き続きよろしくお願い申
し上げます。

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