12月11日、赤前小学校の入口をお借りして餅つき大会と、同じく小学校のホールを使用してちょっと早いクリスマスパーティーを行なってきました。
まずは餅つきを。
今回も、田村さんのあんこ、三浦さんの黒ごま...
さらに新メニュー、苺とバナナとチョコ。
コレを大福を作った中に入れようと。
私も作ってみましたが、チョコバナナ大福、イケます。
そしてそして、クリスマスパーティーの始まりです。
司会はもちろん我らがトナカイ、盛岡YMCA宮古ボランティアセンタースタッフの大塚さん。
向かって右、二人で盛り上げているのは神戸YMCAから来たリーダーの2人。
ほんと、盛り上げ上手。
大人も子供も巻き込んで、スゴイです。
おかげで?もともと?手前のサンタ姿のやんねぇもノリノリ。
青森からパーティーのために届いたりんご。
一つ一つとても立派なりんごで、作られた方の思いが伝わってくるようです。
りんごと共に青森からやって来たマリンバの音色。
木の音色が耳に心地よい...
この後みなさんが家から持って来たモノを、マリンバのメロディに合わせてそれらを叩いて鳴らし、即興コンサートとなりました。
ちなみにアイスアックスを缶で叩いて鳴らしてる方がボランティアの中にいらっしゃいましたが、えぇアノ方ですよ...
最後に、赤前小学校の子供たちから今日のお礼にと、歌のプレゼントが。
曲名は失念しましたが、希望を歌う歌詞。
みんな一生懸命歌ってくれて...ちょっと泣けてきました。
しかし今の小学生って歌上手いんですね。ビックリ。
左が赤前小学校の校長先生。
4月に赤前小学校の避難所に洗濯機を届けた際、快く受け取って頂いた事が印象に残っています。
その時、あれが校長先生と言われたのですが、漁師さん?みたいな感じでしたが...
先日の仮設住宅への訪問時に野菜を配る赤前の子たちを見て、校長先生と児童がとても良い関係なんだろうなと感じ取れました。
震災からこの日で丁度9ヶ月。
赤前地区は酷い被害を受けました。
亡くなった方も沢山いらっしゃいます。
その地区の小学校が避難所になり、今はその校庭に仮設住宅が建っています。
この日のクリスマスパーティーには仮設住宅の方々も沢山いらっしゃいました。
また近隣の方々も大勢みえました。
その中で希望を歌う、底抜けに明るい子供たち。
それを支える校長先生を始めとする大人たち。
子供たちは未来そのものです。
すでに未来がそこに居るのです。
子供たちの笑顔がある限り、東北の、岩手の、宮古の未来は明るいと思っています。
今回10日間ほどの滞在でしたが、関わりの有ったすべての皆さんにありがとう。
宮古教会の教会員の方々、YMCAスタッフのみなさん、被災地にクライマーを送る会のみなさん、現地へボランティアに来たみなさん。
私たちを支えてくれている宮古のみなさん...山根さん、山崎さん、ちかこさん、セッタイさん、シュージ、スガワラさん、魚菜市場のみなさん、商店街のみなさん、自転車屋の岩田さん、お餅やの川崎さん...キリがない。
森分先生、お酒ごちそうさまでした。
今更で恐縮なんですが、震災後からのあなたの勇気に深く敬意を表します。
(石関)
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