4月当初からの依頼者であり、元小料理屋の女将さんであるSさんと、先日夜の街で遭遇。
日本舞踊や歌も大変お上手で、カラオケで聞き惚れておりました。
ちなみにこのSさん、自作のお漬物や美味しいお惣菜を達筆のお手紙と共にボランティアセンターへ時々差し入れて頂いております。
感謝。
そこの店で出会ったSさんのお知り合いの方、こちらもSさん。
お話しを伺ったところ、津波後の床下の様子が心配との事で、今日はこちらのお宅へお伺いしてきました。
場所は宮古市を流れる閉伊川の河口、藤原地区。
こちらのお宅は比較的高台で、津波も床下浸水。
床板を一部剥がして覗いたところ、ヘドロも殆ど無く乾いており、ヘドロ臭さは皆無。
作業していたところ隣の家の方がお見えになり、ウチも見て欲しいとの事。
Sさん宅の作業終了後、お隣りの家、Yさん宅へ。
こちらもSさん宅同様、いやSさん宅より問題無し。
作業中に、Yさんから“今回はお隣りからの紹介だけど、こういうボランティアを行われている事自体知らなかった”とお聞きしました。
早速ボランティアセンターの電話番号をお知らせし、お知り合いの方へも広げてくださいとお願いをしたところ…
Yさんのお兄さんが宮古教会のすぐ近くで、被災しているがまだ手を付けられずにいるという事。
昼過ぎにセンター長がこのお宅へ伺った報告によると、掃除などはキレイにされているけれど床は多少波打っており、おそらくヘドロも溜まっているだろうと。
宮古教会からほんの数十mですから、2m近くは浸水しているはず。
我々から目と鼻の先でまだこういうお宅が有り、手を付けられずに居る…ちょっとショックです。
しかし繋がりの繋がりでたどり着いたのも事実。
繋げていくのもボランティアセンターの仕事なのですね。
今日帰る方と恒例の記念撮影。
この方達からもどんどん“つながる”事を祈りつつ…
髪型変えたこのヒトは、誰かと繋がっているようで…?
おまけに、今日のお買い得品。
トビウオ、3匹100円。
大きさは30cmほど。
宮古では殆ど捕れない・食べないものらしいのですが、ここのところ豊漁。
やはり地震の影響でしょうか…
(石関)
YMCA宮古VCの良さはまさにこの”つながり”を大事にしているところですね。一つ一つ丁寧に支援をして、一歩一歩進む、民間VCだからこそ出来ることだと思います。
返信削除今週末はまた20名程度の大所帯になる予定ですが、仮設への出張たこ焼き屋さんなど楽しくなりそうですが、くれぐれも熱中症にはお気をつけて!