2011年6月7日火曜日

今後の方向性について

角屋です。
前回5/20の打合せを受けて、YMCAの皆様と今後の方向性について確認いたしました。
主な確認事項は以下の通りです。

1.一般ボランティアについて
GW以降の現地のマンパワーを考慮すると、「被災地にクライマーを送る会」ボランティアだけでなく、一般ボランティアの参加も増やす必要がある。YMCAでも一般ボランティア参加拡充を進めて欲しい。

→ YMCAでは一般ボランティアを増やすために以下のような試みを行っています。
・全国のYMCAからの中長期ディレクター、ボランティアの参加募集
・一般のボランティアも参加募集
・岩手大学学生による毎週土曜日の活動の継続
・大学と高校からの団体の受け入れ(6~7月、青山学院短大、聖光学院等)
・全国YMCA協働の野外活動の計画、リーダー派遣
・クライマーの会も協働していただける現地でのアウトドアプログラム。
・全国YMCAが協働して主催する被災した地域の近くでのプログラム
・全国22箇所のキャンプ場等において、避難している方にも参加していただける野外プログラム参加の呼びかけ。


2.津軽石でのボランティア拠点(サテライト)開設に向けた準備
宮古市街では日々復興が進んでいる一方で、津軽石地区などまだ手が着けられていない地域もある。宮古市街での活動が軌道に乗ってきた段階で、「被災地にクライマーを送る会」の2回目以上のメンバーを中心に、津軽石地区にボランティア拠点(サテライト)を起こしたい。但し、初参加のメンバーはまず、原則として宮古市街の活動を行う。

→ YMCAとしても基本的に方向性には賛同できますが、以下の課題があると認識しています。
・YMCA宮古ボランティアセンターのサテライトとして実行していくのか。
・行動中はビブスの着用など、今までのスタイルの踏襲は行うのか。
・現地での連絡、調整機能はどのように確保していくのか。宮古VCへ問い合わせしてもらう形にするか。
・宮古の活動報告は、YMCAで毎週報告書を作成しているが、サテライトの活動報告も同様に必要となる。(最低限の報告事項として、参加者名、人数、内容、成果などの記録と引継ぎ記録、報告、連絡、相談のルートの確認等)

3.物品提供のあり方
物品提供にかかわる難しい問題にも、消極的にならず、「どうしたら目の前の被災者を救えるか」という観点で、チャレンジしたい。(わが会の独断では行わないようことは原則)

→ 個別の対応は益々難しくなっていく可能性はあるが、規約的なルールがあれば良いと考えられる。

以上

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