2011年6月9日木曜日

第2回ミーティング

6月7日。「被災地にクライマーを送る会」の第2回目のミーティングを、大崎第2地域センターで行いました。第1回よりも出席者は少なかったのですが、YMCAからは光永さん。この会以外からも、現地で一緒にボランティアをされた方なども参加され、有意義な話し合いがされました。この会の足元を固めるための話し合いでした。

「被災地にクライマーを送る会」は、被災地において、クライマーや登山家の特徴を活かしたボランティア活動を展開することが目的です。つまり、「ライフラインの整わないような場所でも、生活し、活動できる」「問題解決能力がある」「精神的、肉体的にタフである」「危険な場所でも、自己責任の認識を持って活動できる」というような、クライマーや登山家なら持ち合わせている特徴を発揮することです。これは、受け入れ側にとっては実に安心な条件です。

これらのアイデンティティーを保ちながら活動していくためには、やはり「クライマーである」「登山家である」というような条件は満たしていなければなりません。そういうわけで、今後は「登録制」にして参加者を会員として考えて行こうと思います。しかし、会員の知り合いや家族等が、一緒に参加するケースもあります。その場合は現地受け入れ先への、一般ボランティアとしての申し込みは代行する考えです。

また突然起こった災害に、何の知識も経験もなく立ち上がった会ですので、全てが手探り状態です。修正、修正・・・の連続ですが、今後我々の会が社会が必要とするような会になれば、クライマーや登山家も少しは見直され、社会的な認識も変わってくるのではないかと期待しています。
(角屋)

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